2016/03/14 (月)
選手

武田投手「今年は『ココ』が分かった」

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【3月13日(日) ホークス4-0スワローズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男=武田翔太投手 先発で5回無失点。直球、変化球ともに手応えあり>

今年も活躍する準備は、しっかりと整えている。武田翔太投手がオープン戦初登板初先発。予定の5イニングを投げて球数67、被安打4、奪三振6、与四球1、無失点と安定したピッチングを見せました。

走者を背負う場面もありましたが、「感覚としてはかなり良かったです」と登板後は納得の表情。「特にストレートの球質。勝負所でしっかりと決めることができました」と話しました。

真っすぐ勝負で目を引くのが3回。3番・山田哲人選手に対してオール直球勝負。3つのストライクはすべて空振り。ラストボールはこの日最速の145キロを計測しました。

「脱力投法ですが、何割の力で投げるという感覚ではなく、ゼロに近いまま投げる瞬間だけ力を入れていると言った方が正確かもしれません。それはずっと目指してきたのですが、昨年までは『大体』だったのが、今年は『ココ』というものが分かっているような感じです」

また、カーブやスライダーの変化球でも要所で三振を奪いました。「ランナーが三塁に行ったケースでは、今年はキャッチャーのルール(コリジョンルール=捕手のべース上でのブロックを禁止し、走者との衝突を防止)が変わって、前に飛ばされたら点が入る可能性が高い。なので、三振を狙いに行きました」。それを有言実行するところはアッパレの一言です。

昨季のチーム最多13勝から、さらなる飛躍へ。「次の試合でも今日の投球を持続していきたい」と自信あふれる表情で話しました。

2016年3月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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