2024/03/25 (月)
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【#若鷹リポ】齋藤が斉藤を語ります、斉藤和巳4軍監督初陣!

皆さん、こんにちは。投手コーチからファーム広報に転身しました齋藤学です。コーチ時代同様に、若い選手に寄り添いながら、彼らの性格や取り組んでいることを知り、それをファンの皆さんに伝え・応援してもらうにはどうすればいいかを考える日々です。
ただ今回は初回ということで選手ではなく…笑、私と同じ苗字(漢字は違いますけど)の斉藤和巳4軍監督のお話をお届けしたいと思います。斉藤監督の現役時代の印象はとにかくストイック。大活躍を始めるまでは私も2軍投手コーチとして見ていましたが、ブルペンで自分の思いどおりの球が投げられない時には、悔し涙を浮かべながら投げるような思いが強い投手でした。私だけでなくチームの誰もが、こういう選手がチームを背負っていくんだろうなと思っていたでしょうね。沢村賞を獲得した’03年は、私は1軍投手コーチ(ブルペン担当)として試合直前の斉藤投手の様子を見ていました。いつも鬼気迫るものがあって、コーチでも気軽には話しかけづらいような雰囲気。チームの勝利を何よりも優先し、気持ちを全面に出していく「エース」と呼ばれるにふさわしい投手でした。そんな斉藤和巳投手が4軍監督となり、3月20日に初采配をふるうことになりました。

試合前の円陣で、リラックスした表情で
選手たちを見守る斉藤監督。

「成長を楽しみに、一緒にもがきたい」という斉藤監督の決意

この日の朝、監督とコーチ陣のミーティングで斉藤監督は「キャンプからここまで、いつもサポートしてもらっていますが、まだまだわからないことばかり。今日もよろしくお願いします!」と力強く挨拶。それでも気負った様子はなく普段どおりで、試合前の円陣では頼もしそうに選手たちを見ていたのが印象的でした。
試合は、選手たちが監督の初陣に発奮したのか、初回から重松選手・佐久間選手の連続適時打などで一挙5得点。重松選手は2回にも適時打を放つなど2安打4打点の大活躍でした。先発の板東投手が7回に3失点を喫したものの、結果は ホークス15-3 火の国 と猛打での快勝となりました。
試合後に斉藤監督も「序盤に点をとってくれたのでベンチとしても楽だった」と感想。それでも「監督としていろいろ考えないといけないことがあると実感した」と、快勝のなかでも監督の大変さを実感したようです。
また、この日は試合後に「若鷹応援隊」の決起集会が行われました。3・4軍の若手選手をもっと応援して欲しいという思いで企画されたこのイベント。最初の挨拶で斉藤監督は「3・4軍選手たちはまだまだ未熟な選手たちばかり。でも毎日もがいて頑張っています。1回でも多く、彼らを応援しに筑後に来てください」とファンの皆さんに呼びかけていました。
「若い選手の成長を楽しみに、彼らと一緒にもがきたい」とも語る斉藤和巳4軍監督。ファンの皆さんには、選手はもちろん、斉藤監督の今後の奮闘にも注目して筑後にお越しいただきたいと思います!(齋藤学)

ウイニングボールを手に苦笑いの斉藤監督
「ボールとか全然気にしてへんかった!」

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