オープン戦：3月9日（水）　ホークス2－2巨人（ヤフオクドーム）

試合結果

バッテリー

本塁打

戦評

最終回に追いつき引き分けに持ち込んだ。1点美ハンドの9回裏、今宮健太選手が左翼席に同点ソロを運んだ。

試合はこの日も投手戦。先発の千賀滉大投手は「ストライクゾーンにしっかり制球することがテーマでした。課題はあったけど、結果はよかったと思います」と、5回を投げて被安打3、奪三振5で無失点。そして無四球が光った。

これでオープン戦は2試合に投げて計9回無失点とアピールを続けており、目標の開幕ローテ入りへ前進を見せている。また、序盤は意識的にフォークを多く使い、4回以降は直球とスライダーを中心とした配球を見せるなど、先発投手としての幅を持たせた投球術も披露した。

また、打線ではカニザレス選手が引き続き好調。打率.500をマークしている。工藤公康監督も「いい集中力で打席に立てている」と話した。

2016年3月10日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）