オープン戦：3月5日（土）　ホークス2－0楽天（倉敷）

試合結果

バッテリー

本塁打

戦評

5投手で完封リレーだ。
先発のバンデンハーク投手は4回無失点。今春は紅白戦も含めて実戦3試合目でゼロ行進を続けている。昨季無敗を誇った大型右腕は好調をキープしている。また、2番手の嘉弥真新也投手は2回1安打無失点に抑えると、終盤は二保旭投手、森福允彦投手、飯田優也投手が1人の走者も許さない完ぺきなリリーフを見せた。
打線は2回に斐紹選手のタイムリーで先制。振り子打法のように見えるが、斐紹選手いわく「工藤公康“投手”ピッチング打法」という、右足をぴんと伸ばす新打法が成果を見せている。
4回の得点は塚田正義選手の犠飛だった。また、本多雄一選手の活躍も目立った。初回は相手失策で出塁するとすかさず二盗を成功させてチャンスメイク。第2打席はセンター前ヒット、第3打席でもライト前ヒットで出塁するとまたしても二塁盗塁を決めた。2安打2盗塁と持ち味を発揮した。

2016年3月6日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）