2015/03/18 (水)
選手

五十嵐投手がファーム戦で今年の実戦初登板

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五十嵐亮太投手が3月17日(火)のウエスタン・リーグ開幕戦、タイガース戦(雁の巣)で今年初めてとなる対外試合のマウンドに上がりました。五十嵐投手は宮崎キャンプ中に右ふくらはぎに張りを訴え一時別メニューで調整を行い、実戦登板に向けてじっくりとトレーニングを積んでいました。

この試合の7回から登板した五十嵐投手。まさか、先頭打者の初球を右翼席に運ばれる本塁打を浴びましたが「いきなりカットボールを投げるわけにもいかないし。真っ直ぐを待っているだろうなと思っていたけど、いきなり打たれるとは。まあ相手が4番打者なので、(下位に打たれるより)まだよかったです(笑)」と苦笑い。しかし、余裕のある表情からは順調な回復ぶりが見てとれました。「練習でダッシュもしていますし、投内連係も問題なくやれています。だから今日試合で投げたんです。まもなく開幕しますが、まずはいつ呼ばれても大丈夫という状態を作っておかないといけません。工藤監督からは連投も入れておいた方がいいと言われていますし」と今後の見通しについても話しました。

また、キャンプ期間中に新しい試みにも取り組み「それが良かった」と五十嵐投手。打撃のツイスト打法(たとえば引き戸を開ける際に腕を動かす方向とは逆に下半身を回転させるように、打撃では投手寄りの足をスイング方向と逆方向に絞るように打つ方法)にヒントを得る形で、ピッチングに変化を加えたと言います。「肩や肘に負担がかからないフォームを探していました。(自分から)腕を振るのではなく、自然と腕が振れる。そのプロセスを作るための投げ方です」と明るい表情を見せ、確かな手応えを掴んでいたようでした。

2015年3月18日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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