2024/02/27 (火)
選手

たくさんのホッコリ スプリングトレーニングin筑後

第5クールは長い6勤です!
宮崎キャンプは23日(金・祝)に手締めを行いましたが、筑後は29日(木)まで引き続き「スプリングトレーニングin筑後」を行っていますよ。3月になると、いよいよファームも試合が入ってきますので、選手たちも実戦モードに着々と仕上げている段階でしょう。

このクールの3連休初日。
うっすらと雨が舞う朝、斉藤和巳4軍監督がニヤりと笑いながら、“ある人” 、もとい “ある鳥”の元へ歩いていきました。
そう、HAWKSベースボールパーク筑後で愛されるマスコットキャラクターのひな丸です。

ひな丸は雨の日、緑色のお手製カッパを着て登場します。その姿を初めて見た斉藤4軍監督。なにかを企みながら、ひな丸に近付くと・・・

カッパのフードをぎゅぎゅっと絞って、ひな丸の視界封じ(笑)

2人とも可愛いですね。
みんなホッコリ笑顔になった瞬間でした。

そして、斉藤4軍監督がひな丸に「1人じゃ生きていかれへんよなぁ」とポツリ。なんだか深いですね。
よちよち歩きのひな丸は、身動きも取りづらいですし、1人でできないこともたくさん。

筑後にいる若鷹たちも、1人ではできないことがまだまだたくさん。多くの人にサポートされて、たくさんの方に応援されて、ようやく1人立ちできるようになるのでしょう。

可愛いひな丸を見ながら、ふとそんなことを思ったのでした。

さて、3連休はイベントも目白押し!
「ウォーミングアップ体験」ということで各日20人ずつ子どもたちが選手と共にウォーミングアップ。

良い光景ですね。

「子どもたちに『さすがプロ野球選手』と思われるようなアップをしてください」と勝永将史ストレングス&コンディショニング担当が気合いを入れました。

1、2年目の選手たちもこの時ばかりは“先輩”らしく子どもたちに教えていました。

こちらは室内でのピッチャー陣のトレーニング中のことです。
メディシンボールという重いボールを、体幹を使って叩き付けたり投げたりするトレーニングメニュー。

背面投げでは、みんな腹の底から「ヴァァァァァァァ」と声が出るほど叫びながら投げていました。

ルーキーの爽やか澤柳亮太郎投手も、この時ばかりはスゴい声を出しながら投げていましたよ。記録を更新したのか、力強いガッツポーズを見せる場面もありました。
普段落ち着いた雰囲気や、クールなキャラクターの選手でも、力を発揮するために結構パワフルな声が出たりするメディシンボール投げですが・・・

1人、スマートな顔をし続けながらも、すごい距離を投げてる選手がいました!

実はフィジカルモンスター?!
3年目の佐藤琢磨投手です。

背面投げのチーム平均は15〜16mくらいなんだそうですが、彼は20m程投げていました。しかも、力感がないのです。

佐藤琢投手は「僕、そんな風に見えないですよね?新たな一面ですかね」とニヤリ。

勝永コンディショニングも「スゴいです」と言っていました。

ちなみに、支配下選手で言うと笹川吉康選手やイヒネイツア選手、アダム・ウォーカー選手も20mを越えるそうです。
佐藤琢投手には、ぜひこれを“特技”に。支配下選手たちをも越える最高記録に期待したいと思います。

こちら、野手のバッティング練習終了直後のことです。斉藤4軍監督が山下恭吾選手を呼び、お話をされていました。

一体どんなお話があったのでしょう。

何やら山下選手に喝が入ったようでした。
まず、斉藤4軍監督に言われたのは「宮崎から帰ってきた時、一番に目に入った。いい動きをしていたから」。
だからこそ「良くも悪くも目立っているからしっかりやれよ」と喝を入れられたそうです。良い動きをしていて、期待が高い分、まだまだこんなもんじゃないだろうという叱咤激励でした。

キャンプを宮崎のB組でスタートさせた山下選手ですが、第3クールから筑後戻りとなりました。悔しさを結果に変えるためにも、斉藤4軍監督の言葉を糧にさらにパワーアップしてほしいですね。

また、お昼休みには、今回も斉藤4軍監督が即席サイン会を開催しました。本日は106名の方にサイン。ファンの方々からのたくさんの声掛けに気さくに応えていました。

そして、ここでもひな丸が登場!
斉藤4軍監督の後ろでワイワイ。監督のことが大好きみたいですね。

すると、斉藤4軍監督はひな丸に「こういう時いいよなぁ〜」と羨ましそうに語りかけました。

「ひな丸、暖かそうやなぁ。少なくとも俺よりは暖かいやろ〜」と笑っていました。たしかに、ひな丸は毛質的に?我々よりは暖かそうですよね。
この日は寒い1日でしたし、羨ましかった?みたいです。

でも、ひな丸よりも、斉藤4軍監督よりも?きっと寒がっていたのは、来日したばかりのドミニカ共和国出身デービッド・アルモンテ選手。練習の合間にヒーターを求めて・・・。日本は寒いですよね。

さぁ、連休のイベント!
練習後には大縄跳び大会も行われました。参加の子どもたちが2チームに分かれて時間内に跳べた回数の最高記録を競うというルールです。ルーキーの藤田悠太郎選手と佐倉俠史朗選手が各チームの“監督”を務めました。アドバイスや指示?を出したり、盛り上げたりとそれぞれの役割を果たしていました。

ちなみに、2人とも学生時代は背が高くて、縄を回す側だったそうです。
藤田悠選手は中1で169cmだったそうで、「伸びるの早かったですね〜」と(笑)
佐倉選手は中3で180cmに。今は184cmですが、中学時代から存在を知っていたという藤田悠選手によると「その頃から(体格は)変わらないですよ。冷蔵庫みたいでした」と佐倉選手のインパクトを振り返りました。

さて、最後にひな丸が2人にはじめましてのご挨拶をしていたシーン。
ひな丸は自身の名刺にサインをして、2人に渡していました。

藤田悠選手は「どっちがひな丸か分からないですね〜」と笑っていました。ひな丸と佐倉選手、なんだか気が合いそうですね。

そして、タマスタ筑後のインスタグラムでもお馴染みのひな丸と選手の自撮りショット。
その自撮りをしている瞬間を撮ってみました。

ひな丸が綺麗に画角に入るように、2人はちょこちょこカメラ位置を調整したりと随所に優しさが溢れていました。

筑後にはたくさんのホッコリが転がっています。

もちろん、選手たちは支配下登録や2軍、1軍昇格を目指して日々奮闘中!!!そんな中でも人柄が垣間見えやすいのがHAWKSベースボールパーク筑後の環境、雰囲気なのではないでしょうか。

選手たちのことを身近に感じていただき、より一層熱いエールを送っていただけたら嬉しいです。

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