2024/02/15 (木)
選手

3連休の様子 スプリングトレーニングin筑後

こんにちは!第3クールになりました。

選手の皆さんも少しずつ疲れが見えてきたでしょうか。風は冷たいですが、日差しが強かった第3クール。筑後で汗を流す若鷹たちは成長を手繰り寄せるべく、必死に走って、投げて、打って…躍動していました。

12日(月・休)の1分間スピーチを担当した星野恒太朗投手は、大学卒業に向けての単位を心配していました。「単位は落としてもモチベーションは落とさない」と上手いことを言っていましたが、単位も落とさないでくださいね(笑)

同じくスピーチを担当した藤原大翔投手は「入団会見で僕は『勝てる投手』と目標を書いたんですが、『勝』という字を間違っていました」と衝撃の事実を告白!その後、野球の練習のみならず『勝』という字をしっかり練習したそうです。「これからしっかり『勝』てる投手になれるよう頑張ります」と爆笑を誘いました。

OB選手で育成部の渡邉雄大さんは、星野投手のスピーチの構成を「さすがだなぁ」と感心していたそうですが、直後の藤原投手のスピーチに「コトイチ(今年一番)笑いました」と絶賛していました。
それぞれが個性を暴露する1分間スピーチ、これからも注目ですね。


さて、ランチ後のバッティング練習でのこと。
筑後視察に訪れていた王貞治球団会長が見守る中、若鷹たちがバットを振りました。

外国人選手たちも会長にご挨拶。彼らの母国ドミニカでも、王会長はもちろん有名。ホセ・オスーナ選手はグータッチしてニッコリ。デービッド・アルモンテ選手もはじめましてのご挨拶。

打ち終わると、王会長に「良いスイングをしているね」と声を掛けられた2人。「打球は見なくていい。打球を見るバッターは自信がない。良いスイングしてるんだから、打球見ずに自信を持ってスイングしなさい」とアドバイスを貰ったようです。とても嬉しそうでした。


また、期待のスラッガー佐倉俠史朗選手も、持ち前のパワーを披露。「ホームラン!…じゃないんかい!」とわずかに届かなかった飛距離をイジられる場面もありましたが、豪快なバッティングでした。

そして、打ち終わると、斉藤和巳4軍監督と共に王会長の元へ…。佐倉選手自ら、会長に質問をしたそうです。

「ホームラン868本もどうやって打ったんですか?」
佐倉選手の純粋な質問に、会長も熱を込めて応えてくださっていました。
「バッティングは全部丁寧に打つこと」「素振りをして筋力(振る力)を上げること」。この2点を教えて貰ったそうです。
会長とお話するということで緊張したようですが、しっかりと質問ができる18歳。強心臓っぷりもまた良いですね。


そして、2月14日(水)はバレンタインデー!ということで、12日(月・休)は選手からファンの皆さんに「ソープフラワー」が手渡しされました。

選手たちが色鮮やかなソープフラワーを持って、ゲリラ的に登場!


大盛況でしたが、やっぱり1番バラの花が似合っていたのは…斉藤4軍監督だったでしょうか?!黄色い歓声が飛び交っていました。


また、この3連休はさまざまなイベント、ファンサービスが行われました。
土日祝日、子ども限定の「ボールひろい体験」は大好評だったようです。バッティング練習終わりの球拾い。普段は選手、スタッフ全員で行っていますが、子どもたちにも手伝ってもらうという企画です。元気いっぱいに走って、楽しんで球拾いをしてくれる子どもたち。練習で疲れている選手たちにとって“救世主”になったのではないでしょうか。


全体練習が終わってからも、選手たちは個別練習やトレーニングに黙々と取り組んでいます。捕手陣は、「キャッチングコーディネーター」として招へいされている緑川大陸さんとキャッチング練習。コーチやスタッフ陣も集結し、熱量ある時間を過ごしていました。


また、重松凱人選手はデータを入力することでさまざまな投手の球質や変化球の軌道を再現できる投球マシン「iPitch(アイピッチ)」を活用して黙々と1人でバッティング練習をしていました。

パンチ力が自慢の重松選手。筑後スタートのキャンプで悔しさも滲んでいましたが、決意に満ちた表情は何とも頼もしかったです。


重松選手のみならず、筑後では宮崎への思い、悔しさを秘めながらレベルアップに励む活きの良い若鷹がたくさんいます。ぜひ、筑後に足を運んで、選手たちに温かいエールを送ってください。

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