プエルトリコ・ウインターリーグ、ドライブライン（シアトル）で『武者修行』を行っていた二人が帰国し、その報告会でこの1ヶ月半を振り返ってもらいました。

プエルトリコ・ウインターリーグについて

ウインターリーグでは正直、散々な結果だったんですが、気持ちの面での自分の弱さを知ることができた時間でした。入団してからの3年間は2軍で開幕投手をさせてもらったり、1軍デビューもさせてもらったりといい経験もたくさんしてきたんですけど、今まで思い切って投げられていたのが、怪我をしてから思い切って投げられなくなっていました。プエルトリコでは腕が振れない、ストライクがとれないってなってしまって「どうしよう」と。こんな経験今までなかったので、だめな自分を見られたのもウインターリーグに参加してよかったと思います。
もう一回この冬、一からとかじゃないですけど、来年に向けてやってやろうという気持ちになっています。。もっと自分を信じてプレーをしていけるように普段の練習からしっかりとやっていきたいなと思います。

シアトル・ドライブラインについて

筑後で先輩達がやっているメニューを見て、自分もやってみたいとは思っていたんですけど、どういう目的でやっているのかが分かってなくて、なかなか挑戦できなかったんです。でも今回ドライブラインに行って直接説明をしてもらい、理解することができました。動作解析もしてらいフォームが数値化されるんですけど、足が着地したときのセパレーションっていうのとか。でもフォーム的には悪くなかったんですよね。肘が低いけどもう少し上げてこれるといいねというアドバイスはもらいました。それを受けてトレーニングしたあとに投げたら感覚が良くなって、自分にあっている、続けていきたいなと今は思っています。さっきの話にもつながるんですけど、フォームで悪いところがないんだからもっと思い切って投げればいいんじゃないかなと再確認できたので、行ってよかったです。

驚いたことや好きな食べ物

次行く人には炊飯器とお米を持ってこい！って伝えたいですね。鶴岡さんが炊飯器を、庄島さんがお米を持ってきてくれたおかげで朝昼はお米を食べてました。おかげで体重は減らないし体組成もよかったし元気も出ました。次行く人にはぜひお勧めしたいです。
食べ物ではプエルトリコのチュラスコっていうステーキがあるんですよ。NYとかシアトルでも食べたけど、プエルトリコのチュラスコはお肉がやわらかくて一番おいしかったですね。

プエルトリコ・ウインターリーグについて

自分が外国人選手として行って、環境に慣れることだったり、コミュニケーションの大変さは感じました。その中で前半は手こずったんですけど、後半は自分のバッティングを発揮でき、結果を出すことができたのでよかったです。自分の形（かた）を決めてくると決めて臨んだプエルトリコだったんですけど、自分の形で打つことの大切さを再認識することができました。

シアトル・ドライブラインについて

動作解析はホークスでできることよりもさらにもっと細かい数値が出るものでした。自分の場合は手を動かすのが早い、下半身の回転・骨盤をうまく使えていないという数値が出たので、改善できるよう一週間トレーニングに取り組んでからバットを振ってみると全然違った感覚だと思いました。日本に帰ってきてからも、もっと精度を上げていって2月のキャンプを迎えられたらと思います。

驚いたこと・好きな食べ物

プエトリコはドルでしたけど、値段を見て安いなと思ってどんどん買っちゃうと、海外手数料とかも込みでちょっとびっくりするような金額になっていて・・・ウーバーイーツでジュースとハンバーガー頼んだんですけど4,000円ぐらい。ちょっと怖いなと思いました。
食べ物は全部おいしかったですね。田上がチュラスコなら僕はモホンゴ。日本でいう寿司やラーメンみたいな国民的グルメ。バナナを固めてチキンと一緒に炒めたものです。ガーリックソースと合いました。

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