2014/11/05 (水)
球団

秋山前監督が3度目の正力松太郎賞を受賞

11月5日(水)、今年度のプロ野球の発展に最も貢献した人物に贈られる「正力松太郎賞」に、秋山幸二前監督が選出しました。受賞は現役時代の1991年(当時ライオンズの主砲として日本シリーズMVPの活躍)、監督として初めての日本一となった2011年に次いで3度目となりました。

この日、ヤフオクドーム内のプレスカンファレンス会見を行った秋山前監督。インタビュアーの「まず、どのようにお呼びすれば…」との問いかけに「秋山さん、で(笑)」と笑みを浮かべました。受賞については「今年1年間本当に良かったなと思います。名誉ある賞を頂くことも出来て感謝の気持ちです」と話しました。今シーズンの戦いについては「みんな苦しかった。1試合の重みというか、1つ1つのプレー、1つのイニングにハラハラドキドキしました。落ち着けなかったですね。本当に長く感じたシーズンでした」と振り返りました。その中で勝ちとったリーグ優勝と日本一。「勝つことの難しさも感じましたが、運もあったと思うし、ファンの皆さんの熱い声援もありました。全ての要素が我々に良い方向に来てくれたのかなともいます」と感慨深げに話しました。

今後については特に決めていないとのことでしたが、「今年は、お客さんが野球に対してすごく興味を持ってくれて、熱い応援をしてくれているのを肌で感じたシーズンでした。ファンの皆さんに喜んで頂けるように野球界は進んでいかないといけない。国際的な動きもあるし、野球界はまだまだ発展していかないといけません。そこに対して少しでも力になれればと思います」と今後も野球界への恩返しを続けていくことを約束しました。

2014年11月5日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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