ペナントレースは最終コーナーを回ってもう直線勝負。残る力を振り絞ってのラストスパートで、上位を抜き去っていきたいところです。
10月となり試合日程も変則気味となっています。今週は3カードでの6連戦。5日(火)から本拠地PayPayドームでイーグルスと2試合を戦い、移動日なしで7日(木)からメットライフドームでのライオンズ2連戦。そして週末はまた福岡に戻ってきて9日(土)からはバファローズとの2連戦をPayPayドームで臨みます。
イーグルス戦は8勝8敗3分。ライオンズ戦は9勝11敗3分。バファローズ戦は10勝12敗1分と、それぞれの今季対戦成績となっています。
ライオンズ戦、バファローズ戦は今回のカードがそれぞれ今季レギュラーシーズンでの最終対戦となります。
ここからの勝負どころでキーマンとなる「ミスターオクトーバー」は誰になるのか。打率.307、27本塁打、74打点で堂々のチーム三冠王に立つ柳田悠岐選手への期待はもちろん、すでに自己最多に並ぶ17ホーマーを放ち、昨季.243だった打率を現在.276まで引き上げて成長を感じさせる栗原陵矢選手の中軸打者2人への期待はもちろん高まります。さらに9月は月間打率.347、4本塁打、19打点と打線を引っ張ったデスパイネ選手のバットにも、引き続き注目したいところです。
投手陣も、ホークスらしい戦いで白星を積み重ねていくことが「大きな目標」への近道となります。先発投手が序盤からしっかり試合を作り、盤石なリリーフ陣で逃げ切って勝つ。岩嵜翔投手、モイネロ投手、森唯斗投手の必勝方程式はもちろん、甲斐野央投手や板東湧梧投手、松本裕樹投手らもフル回転で臨んでいく覚悟です。
一戦必勝態勢で挑むホークスの「熱く鷹く!」戦う秋の陣、見逃せない試合が続いていきます。