周東佑京選手が日本代表として、世界一を目指します。
10月19日よりコロンビア・バランキージャにて開催される「第2回 WBSC U-23ワールドカップ」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」U-23代表の出場選手が、3日(水)に決定しました。ホークスからは周東選手が唯一選出されました。
周東選手は群馬県出身の22歳。昨年のドラフトで東農大北海道オホーツクから育成2位で入団したルーキーです。「50m5秒7の俊足を生かし、走攻守にスピード感溢れるプレーが魅力」とのスカウト評。一塁到達もプロトップレベルの3秒8を記録する俊足が最大の持ち味です。また、大学時代のリーグ戦では通算40盗塁(出場は70試合強と本人談)をマークしたといいます。
今季2軍公式戦も90試合出場で27盗塁を決めて、ウエスタン・リーグの盗塁王に輝きました。平凡な内野ゴロを内野安打に、二塁打の当たりを三塁打にした場面も何度も見られ、走塁技術も含めて球界トップレベルの若鷹です。2軍成績は打率.233、0本塁打、14打点でした。
第1回大会で日本は優勝を果たし、真砂勇介選手がMVPを獲得しています。周東選手の活躍を期待するとともに、今後の成長への大きな経験を手にして戻って来てくれることも楽しみです。
2018年10月4日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)