2016/11/05 (土)
選手

チーム打撃を徹底練習! シート打撃に小澤投手ら

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11月5日(土)、宮崎秋季キャンプ第2クール3日目も、いつもと同様に暖かな晴天に恵まれました。特に昼間は汗ばむほどの陽気です。

この日は野手のメニューの一部がいつもと違っていました。フリー打撃の後に「チーム打撃練習」を実施。バント、バスターエンドラン、右打ちなどを状況に応じたバッティングを若手中心で行いました。来季に向けて打撃コーチ陣がシャッフルされたホークス。一軍打撃コーチには立花義家コーチが復帰し、藤本博史コーチが二軍から一軍へ。そして二軍打撃担当は藤井康雄コーチと飯田哲也コーチ。今年一軍担当だった大道典良コーチは三軍となりました。

なかでも飯田コーチは一軍外野守備走塁からの転身。「僕の現役時代のスタイルは、バントや右打ちなど自己犠牲をしてチームのためのプレーをしていた。そのようなタイプの選手にはしっかり伝えていきたい」と話しています。また、立花コーチも「確率を上げよう」と目標を掲げており、1点を確実にとれる野球スタイルを全員で習得することを目指して練習に励む秋です。

また、ランチ後の打撃練習では「シート打撃」が行われました。投手では山田大樹投手、島袋洋奨投手、吉本祥二投手、小澤怜史投手が登板しました。島袋投手の147キロ直球も迫力満点でしたが、好結果を残したのが小澤投手でした。打者延べ9人と対戦して、最初の打者に四球を与えるも残り8人はすべてアウトに取りました。

「最初の福田(秀平)さんのときは緊張したけど、そのあとは普通に投げることができました。工藤監督の前で実戦形式で投げるのは初めてだった。とにかくストライクゾーンへ強い球を投げることを考えていました」

この日の最速は142キロ。佐久本昌広二軍投手コーチは「緊張してたよね。いつもならばあと5キロは出るから」と苦笑い。それでも100キロちょうどのカーブでタイミングを外すなど、内容も抜群のピッチングを披露。来年3月で19歳になる右腕。今後の成長が楽しみです。

2016年11月5日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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