今週の2カードを戦えば、まずはパ・リーグ同士の対戦が一巡します。

ここまで3カードを戦って勝ち越しがないホークスですが、工藤公康監督は「開幕したばかりの頃はピッチャーもきちんと調整してくるし、なかなか打てない。もちろん勝ち越していくのが理想だからこんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、まずは勝率5割を一つの目安にしたい」と焦らずどっしりとした構え。現在3勝4敗1分と黒星が一つ先行していますが、今週の5試合はすべてホームゲーム。勝ち越して一気に貯金を作る1週間にしたいところです。

5日（火）からはヤフオクドームでマリーンズと3連戦、9日（土）からは恒例となってきた九州縦断シリーズでバファローズを迎え撃ちます。初戦は鹿児島・鴨池、10日（日）の2戦目は熊本・藤崎台での一戦です。

マリーンズ3連戦は春休み期間のヤフオクドーム3連戦ということで、当日の観戦チケットをお持ちの中学生以下のお子様、各日先着5000名様に「ホークスオリジナル巾着バッグ」をプレゼントいたします。この日のためにデザインされたオリジナルグッズです。

そして9日の鹿児島ではご当地出身の新進モデル、塗木莉緒（ぬるき・りお）さんが始球式に登場しマウンドデビューを飾ります。10日の熊本も地元出身の俳優で、熊本市の「わくわく親善大使」としてもご活躍中の高良健吾（こうら・けんご）さんが登場。大のホークスファンという高良さんが、地元熊本での公式戦開催に華を添えて下さいます。そして熊本開催試合球は「くまモン」が刻印された特別球で試合を行います。

個人選手別で成績を振り返ると内川聖一選手のバットが好調。打率.367はリーグでも3位タイの成績です。投手陣ではバンデンハーク投手、武田翔太投手、千賀滉大投手と3人の先発ローテ投手に白星がついています。実績十分の和田毅投手と攝津正投手のベテラン陣の初勝利が待たれるところです。また、サファテ投手3試合登板で2セーブ、防御率0.00と今年も頼れる守護神ぶりを発揮しています。

まだまだ長いシーズンは始まったばかり。この1週間で本来のホークス野球に近づいてほしいところです。