開幕を翌日に控えた3月27日（木）、ホークスはヤフオクドームで全体練習を行い、最後の調整に汗を流しました。

その中で秋山幸二監督が報道陣の質問に応えました。まず現在の心境について問われると、「特に変わりはないです」と涼しい表情。「自主トレからキャンプ、オープン戦とやるべきことをやって来た。その中で明日を迎えられる」との自信の表れです。オープン戦は15勝2敗2分で12球団1位。プロ野球新の13連勝で締めくくり、調整は万全です。それでも油断はなし。「オープン戦は各球団とも調整の段階。シーズンでは違う戦い方になる」と気を引き締めていました。

投手陣に関して、まずは先発。「きちんと調整できたし、（オープン戦の中で）結果も出してくれた」と納得顔。さらにリリーフ陣も「上手く収まった」と評価し、「昨年以上に高いレベルで争った」と手応えを口にしました。

打撃陣は「4番に李大浩が座り、1番から9番までそれぞれが自分のポジションで地に足をつけて調整が出来たと思う」と話し、「（新加入の）鶴岡も投手全員をリードして特徴を掴んでくれた。打撃面にも期待したい」と新戦力加入によるプラス要素に触れました。さらに打つだけではなく、「今年はみんな走っている。色々な形で点が取れる」と期待を寄せ、「打撃陣も昨年よりも戦力アップしている。今年はチーム内で高いレベルで争った。だからベンチ入りした選手は高いレベルを持った選手たち」と話し、「今年はぜひともリーグ優勝、日本一奪回へ、チーム全体で突っ走って目指していきたい」と」決意をより固くしました。