6月29日(金)~7月1日(日)のマリーンズ3連戦(いずれもヤフオクドーム)は「みやざきスペシャルDAYS」として開催されました。
このイベントでは都農町(29日・協賛)、宮崎市(30日・協賛)、都城市(30日・協賛)の協力によりヤフオクドーム5ゲート正面階段下では「みやざき うまかもん広場」がオープンし、宮崎の美味しいものや焼酎など特産品が大集合。宮崎グルメのふるまいや楽しいイベントも実施されました。
3日間を通じて南国リゾート宮崎を体感でき、ホークスのキャンプ地でもある宮崎とホークスファンの絆を深めるイベント。また、この開催に合わせて、オリジナルユニフォームも作成。ファッショントレンド「トロピカルリーフ」の要素にもなっているフェニックスを共通のデザインモチーフとして採用。『南国宮崎』のイメージを象徴したデザインを展開することで、宮崎とホークスとのつながりを表現したユニフォームで、大変好評でした。
そして1日には、工藤公康監督へ激励の品も授与されました。宮崎市・戸敷正市長からは「宮崎産 完熟マンゴー 太陽のたまご」、都農町・酒井雅彦副町長からは「都農産ワインと尾鈴豚ハム・ソーセージセット」、都城市・池田宜永市長からは「霧島酒造『黒霧島 益々繁盛』」がそれぞれ贈られました。
工藤監督は「ホークスは今チーム事情が苦しいですが、選手たちがみんな頑張ってくれてこの位置につけています。しっかり自分自身が現状を把握してこの後浮上し、秋には喜べるように精一杯頑張ります。そして宮崎キャンプで蓄えた力を最後に発揮できるよう頑張ります」と、これからの更なる健闘を約束しました。
また、スペシャルゲストとして30日は女子ゴルフの三浦桃果選手、1日にはM-1グランプリ王者のとろサーモンのお2人という宮崎出身の方々がゲストとして登場。セレモニアルピッチを行いました。しかしとろサーモンの久保田さんが寸前の所で、同じ宮崎出身のテレビ朝日の松尾由美子アナウンサーにまさかの“強奪”にあってマウンドに立てず。「せっかく練習したのに!」と大暴れするところを、ホークスOBで現球団職員の江尻慎太郎氏と新垣渚氏に止められるという「爆笑コント」でスタンドを沸かせる一幕もありました。
そしてこの3試合には11万4543人が来場(初戦は超満員御礼)し、ヤフオクドームは連日大賑わいでした。
2018年7月2日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)