まだまだ受賞ラッシュです。

先頃にはパ・リーグMVPをはじめベストナイン、ゴールデングラブ賞などに輝いた柳田悠岐選手。

12月1日（火）、東京都内で「2015 スカパー！ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」の受賞式が行われました。レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打を放った選手に贈られる賞で、パ・リーグ部門で柳田選手が選出されました。

8月11日（火）、ヤフオクドームで行われた対バファローズ17回戦、最終回4点ビハインドをひっくり返した劇的逆転サヨナラ3ラン。9回裏、2対6と差をつけられたホークスは、2死満塁から中村選手の2点適時打で追い上げ、なおも一、二塁に走者を置いた場面で続く柳田選手の豪快な右中間スタンドへの一発が飛び出し、逆転勝利を収めました。逆転サヨナラ3点本塁打は今シーズンのNPBではこの1本のみです。

なお、柳田選手は5月5日（火）、ヤフオクドームで行われた対マリーンズ8回戦でも延長11回裏にサヨナラ本塁打を記録しています。

柳田選手は「4点負けていた中でも球場に残ってくれたファンの方、さらにテレビの前などで応援してくれた方はホークスの勝利を信じて祈っていてくれたと思います。それに報いることができてよかったと思いました」とその劇的サヨナラホームランを振り返りました。

そして、場所を移動し、スワローズの山田哲人選手と合流。この2人といえば、今季「3割、30本、30盗塁」のトリプルスリーの大偉業を達成しました。

この「トリプルスリー」が、「2015 ユーキャン新語・流行語大賞」で見事大賞に輝き、受賞式に出席しました。

柳田選手は終始緊張した面持ち。「信じられないという気持ちです」と驚きを隠せない様子でした。大賞には「トリプルスリー」のほかに「爆買い」が選ばれました。