育成枠だった黒瀬健太選手が支配下選手登録され、7月28日(木)に会見に臨みました。これに伴い、黒瀬選手の背番号は「126」から「12」へ変更となります。
ホークスで育成枠から支配下登録されたのは38人目(39例目)となりました。
黒瀬選手は大阪府出身の24歳内野手。初芝橋本高校(和歌山)時代に通算97本塁打を放った長打力を持ち味にして、2015年ドラフト5位で入団しました。一軍出場はなく、4年目からは育成契約に移行。今季がプロ7年目のシーズンとなります。
今季のウエスタン・リーグでは36試合に出場して打率.260、7本塁打、18打点を記録。規定打席未到達ながらリーグ2位の本塁打数をマークしています。また、三軍戦を主とした非公式戦には46試合に出場して打率.262、3本塁打、23打点を記録しています。
以下、会見の主な一問一答です。
「素直に嬉しく思っています」
「昨日、四国で試合(三軍戦)に出ていました。試合後、ホテルに帰って、編成の方に言われました。嬉しかったですし、やっと戻ってこられたという気持ちです」
「プロ7年目ですが、これまでなかなか思うような結果を出すことができず、本当に悔しい気持ちでした。ただ、その中でも絶対結果を残してやろう。三軍でも二軍でも場所は関係なくアピールしてやろうと思って毎日を過ごしていました」
「僕はもう、与えてもらったチャンスで結果を残すことだけを考えていました」
「まだしていません。最初に話すときは、支配下に戻ってきました。なんとか戦力になれるように、またしっかり頑張っていきますと伝えたいです」
「キャンプや筑後の練習でも、挨拶に行くと『どうや?』と声をかけていただき、打撃練習も後ろに見に来てくださり、たくさん指導をしていただいた。感謝の気持ちでいっぱい。何とか一軍で結果を出して恩返しをしたいです」
「お父さん、お母さんには伝えたけど、僕に携わってくれた方全員に伝えたい。父は『支配下になったけど、こっからやぞ。もう一度スタートラインに立てたんやから』と。お母さんはボロ泣きして電話では何を言っているか分からなかった。でもすごく喜んでくれたので嬉しかった」
「ずっと髙谷(裕亮)さんがつけていた番号というイメージ。これまで、いろんな話をしていただいて、勉強になったし、すごくかわいがってくれた。その先輩の背番号を付けさせてもらった。しっかり活躍をしたい」
「打席の中で、しっかり考えを整理して立つことができるようになったのが大きいと思います」
「長所は長打力。ホームランをたくさん打って、打点も挙げて、良いところで打てるように頑張りたい」
「後半戦、一軍でチャンスをいただいたら、しっかり頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」