7月19日(火)、秋吉亮投手の入団会見がPayPayドーム内のプレスカンファレンスルームで行われました。秋吉投手の背番号は「49」です。
秋吉投手は東京都出身の33歳右腕。都立足立新田高校から中央学院大学、パナソニックを経て2013年ドラフト3位で東京ヤクルトスワローズに入団。即戦力で1年目から61試合に登板しました。2年目は74試合、3年目は70試合とリーグ最多登板を記録するなど実績を重ね、2016年にはオールスター出場、2017年には侍ジャパンの一員としてワールドベースボールクラシックにも出場しました。
その後トレードで北海道日本ハムファイターズに移籍して2019年から昨季までプレー。昨年限りで退団となり、今シーズンは独立リーグである日本海オセアンリーグの福井ネクサスエレファンツでプレーしていました。
NPBでは通算379試合に登板、20勝24敗71セーブ78ホールド、防御率3.00を記録していました。そして今季の福井では18試合に登板して1勝2敗7セーブ、防御率2.66をマーク。20回1/3で35奪三振も記録していました。
以下、秋吉投手の入団会見での主な一問一答です。
「すごく嬉しいです。去年ノーテンダーで自由契約になり独立リーグへ行きました。すごく悔しい思いをしましたし、まだNPBでやりたい気持ちはあったので、ホークスに入団できて嬉しいです」
「福井のオーナーに連絡があり、そこから自分に話が来ました。すごく嬉しくて、諦めないでよかったと思いました」
「独立リーグのレベルに合わせるのではなく、上の世界でもしっかり抑えられるようなイメージをして投げていました。8年間NPBにいたので、そこをイメージしてました」
「戻ってこられたのは嬉しいですが、ここからが勝負。ホークスは選手層も厚い。競争に勝って一軍で投げられるように頑張りたい」
「ヤクルトと日本ハムにいて、その相手として嫌なチームでした。プロ2年目のヤクルト時代にリーグ優勝をして、日本シリーズでホークスと対戦しましたが1勝しかできなかった。すごく強いと感じた。今はそのホークスの一員。優勝して、今度は日本シリーズでヤクルトとしたいです」
「NPBで8年間やってきた経験をしっかり生かしたい。また、自分はサイドスローで、ストレートで押してスライダーで空振りをとる。打者との読みの勝負をしています。そこもしっかりやっていきたい。また、自分は気持ちで抑えに行くタイプ。そこを見てもらいたいです」
「自分がヤクルト時代から仲良くしていたので、まさか同じチームでプレーすることになるとは思ってなかった。すごく嬉しいです。でもお互いに中継ぎです。彼も言っていましたが、ライバルでもあります。勝負の世界です。仲良くしながら、競い合っていきたい。もう連絡は取っています。住まいの相談とかしました」
「ホークスに入れてすごく嬉しいです。ここからが勝負だと思っています。今はリーグ優勝も狙える位置にいますので、しっかりホークスの力になりたいと思います」