「日本生命セ・パ交流戦」は残り2カード。その6試合全て本拠地PayPayドームでの戦いになります。優位な地元福岡でしっかり貯金を積み上げていきたい1週間になります。
ホークスはここ2試合で打線が10点、8点と快調。なかでもレギュラー奪取を狙う立場の若鷹の奮起がありました。
5日(土)のタイガース戦(甲子園)は27歳の真砂勇介選手がプロ初の先発クリーンナップとなる5番スタメンで起用されると、2点を追う六回1アウト一塁で左中間を破る適時二塁打を放ち、逆転劇のきっかけを作りました。「打ったのはチェンジアップ。ギータさん(柳田悠岐選手)が塁にでて、チャンスを広げていくんだ、 自分で流れを変えるんだ、という強い気持ちで打席に立ちました」と嬉しそうに話しました。工藤公康監督も「真砂が暗い雰囲気だったベンチをあの一打で盛り上げてくれた」と大絶賛する働き。10対2で圧勝して4連敗で重たかったムードを一掃すると、6日(日)の同戦もそのいい流れのまま試合に臨みました。
この日は初回から栗原陵矢選手のタイムリーと甲斐拓也選手の2点タイムリーでいきなり3点を先制。その口火となるヒットを放ったのが、1番打者でスタメン出場した三森大貴選手でした。このカードの初戦だった4日(金)に今季初一軍昇格して1番スタメンも5打数0安打と悔しい結果に終わっていましたが、首脳陣は2試合ぶりに再度1番でスタメン起用。その期待に1打席目から応えました。三森選手はこの日4打数2安打1打点。さらに3得点もマークして1番打者として十分すぎる活躍を見せました。
残る交流戦はカープ戦、スワローズ戦になります。