連勝が止まってしまった悔しさがあるとはいえ、勢いには全く陰りがありません。
大きな要因が安定した投手陣。12日(土)までの5連勝中はすべて先発投手に白星がつきました。13日(日)は0対1と惜敗しましたが、石川柊太投手が9回1失点で完投。工藤公康監督も「ナイスピッチングですよ」と語る内容でした。
先発投手が役割をきっちり果たすことでチームにいい流れを呼び込むことが出来るし、さらにリリーフ陣も登板過多にならずに済みます。
抑えの森唯斗投手は先週1週間で2試合、中継ぎエース格のモイネロ投手も2試合、最近好調の松本裕樹投手も2試合の登板となっており、力を蓄えた状態で今後の戦いに臨んでいけそうです。
今週前半はビジターでファイターズと3連戦。今季対戦成績は9勝5敗1分で、直近対決だった8月28日~30日はPayPayドームで戦って3連勝しました。武田翔太投手の今季初勝利、ムーア投手の来日初勝利という嬉しい1勝目があったり、この初戦では栗原陵矢選手がプロ入り初の1試合2本塁打を記録するなど“初もの尽くし”なカードでした。栗原選手はファイターズ戦で5本塁打、14打点をマークしており、勝負強さにひと際磨きがかかっています。
週末はイーグルスをPayPayドームに迎えての3連戦です。今季対戦成績は9勝6敗で、やはり直近対戦ではホークスが3連勝しています。9月8日~10日で、3戦目は試合終了が午後11時38分の激闘だったのは記憶に新しいところです。
そして、この3連戦も「鷹の祭典2020」として行われます。
今季のテーマ「S15イエロー2020」。ホークスのシンボルカラーである「レボリューションイエロー」より、さらに明るい「S15イエロー2020」には、人々を元気づけ、より前向きに世の中を明るくしていきたいという強い決意が込められています。
また、袖やキャップに使用しているブルーには、医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆さまへの感謝の気持ちを込め、チームとファン、みんなが一体となって戦っていく意気込みを表現しました。
勝利への執念と感謝の気持ちを込めてホークスは戦っていきます。