イーグルスと6試合を戦った選手の仙台遠征は悔しい負け越しでしたが、勝利した2試合はいずれも「先発・笠谷俊介投手→2番手・板東湧梧投手」の投手リレーでした。ショートスターターの笠谷投手が序盤でまず試合の流れを作り、板東投手が中盤をしっかり締めていく。
特に板東投手は6日を3回1安打無失点、9日を4回2安打無失点といずれもゼロを並べる投球を見せて2つの白星を手にしました。6日の勝利は、板東投手にとって念願のプロ1勝目。昨年は一軍登板がなく悔しい思いをした右腕は「昨年は不甲斐なかった。今年こそ取り返そうと思ってやってきました」とさわやかな笑顔を輝かせました。笠谷投手も9日の試合では3回を無安打無失点で、自信を得たマウンドになりました。
パ・リーグ首位タイと頂上の座を維持して今週は福岡に戻ってきての6連戦です。対戦相手はバファローズ。今季対戦成績は5勝1敗と勝ち越しています。なかでも対戦防御率は1.87と投手陣が好投。7月15日の対戦では和田毅投手が6回1安打無失点、さらには同18日に石川柊太投手、同19日には二保旭投手もまた6回無失点と好投していずれも白星をマークしました。
先発投手が失点を少なく長い回を投げて、打線は早い回から援護点をきっちり取りに行くホークス野球を再び見せて、白星街道をどんどん前進していきたいところです。