2020/03/10 (火)
選手

【戦評】松田宣選手2発にバレ砲も、で大勝!

3月10日(火)ホークス10-2ジャイアンツ PayPayドーム

昨年の日本シリーズの再戦となったこのカード。10日の初戦、本来は長崎ビッグNスタジアムで開催の予定だったが、無観客試合となったことで福岡PayPayドームに舞台を変えて行われた。

序盤の猛攻で早々と試合の大勢を決めた。一回裏だ。1番の牧原大成選手が遊撃内野安打で出塁(悪送球の間に二塁へ)。続く今宮健太選手が右中間へタイムリー二塁打を運んで先制点を挙げた。なおも3番長谷川勇也選手が右前打を放ち、ノーアウト一、三塁とチャンスが拡大して、ここからホークス2020年型の超強力打線が火を噴いた。

4番のバレンティン選手がセンターバックスクリーンへ突き刺さるオープン戦2号3ランで追加点を挙げると、続く松田宣浩選手が左翼席への2者連続、オープン戦2号ソロで続いた。

その後、三回裏に甲斐拓也選手の2点二塁打でリードを広げて迎えた四回裏、またも松田宣選手が左翼スタンドへ豪快アーチを架けた。会心の3号3ランだ。これで2桁の10得点とした。

松田宣選手は「どちらも速い真っ直ぐに対してしっかり自分のスイングができた」と納得顔。さらにバレンティン選手との相乗効果も口にし、「バレンティン選手の打席をネクストバッターズサークルから見る機会が多い。すごく集中して、ボールに入っていっている。切磋琢磨して、バレンティン選手を中心に今年のホークスは打ちまくります」と言葉も熱かった。

投げてはムーア投手が5回無失点の好投。なかでも初回はわずか6球で3アウトを奪い、その裏の猛攻につながる流れを呼び込んだ。オープン戦は3試合に登板してすべて無失点。150キロ超のストレートの威力も魅力十分だが、制球力があり安定した投球ができるのが大きな武器となっている。

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