2019/10/31 (木)
選手

12球団最多の4選手が三井ゴールデン・グラブ賞!

2019年シーズンの守備のスペシャリストに贈られる「第48回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手が10月31日(木)に発表され、パ・リーグ投手部門で千賀滉大投手、同捕手部門で甲斐拓也選手、同一塁手部門で内川聖一選手、同三塁手部門で松田宣浩選手が選出されました。

千賀投手と内川選手は初受賞。甲斐選手は3年連続3度目。松田宣選手は7年連続8回目で、受賞回数は同一リーグ受賞の三塁手として歴代最多となりました。

また、1球団4選手の選出は12球団最多でした。

千賀投手

千賀投手といえば剛速球やお化けフォークに注目が集まりますが、フィールディングの良さも天下一品。素早く打球の処理に向かうチャージ力は球界投手の中でもトップレベルです。「驚きましたが、初めての受賞になりますし、本当に嬉しいです。この賞を取ったからには、これからももっと守備練習に取り組み、さらにレベルアップしなければという思いです。この賞に恥じないよう精進します」とコメントしました。

甲斐選手

甲斐選手は鉄砲肩の「甲斐キャノン」の異名が今や全国区。盗塁阻止率.342はリーグ4位の成績でしたが、“走らせない”圧力でチームに大きく貢献しました。また、ワンバウンドを止める技術も経験を重ねるごとに向上。リード面の評価もぐんぐん高まっています。「今年もこの賞をいただけるとは思っていませんでしたし、千賀も受賞したということで、これまで以上の喜びです。もちろん自分の実力だけではなく、監督・コーチ・スタッフの皆さんの支えがあってこそだと思っています」と、“名コンビ”での栄誉に喜びもひとしおでした。

内川選手

内川選手はパ・リーグの一塁手として初めてのシーズン守備率10割を達成。1968年の榎本喜八選手(東京)の.999を上回りました。今季は137試合に出場。一塁は130試合守りました。「夢みたいです。夢が現実にという気持ちで、嬉しいという言葉だけでは言い表せないですね。過去の打撃のタイトルも嬉しかったですが、守備を評価していただいたことを野球選手として誇りに思います」と感慨深げに話しました。

松田宣選手

松田宣選手は今季チームで唯一の143試合フル出場。全試合で三塁を守りました。今季も熱いプレーを連発。以前はチームメイトから守備範囲をイジられることもありましたが、今季は右に左に前にと動き回り、数々の難しい打球も処理してきました。「連続で獲得すればさらに価値が高まる賞だと思っているので、本当に嬉しいです。毎日ノックを打ってくれる本多コーチに感謝です。さらに練習を積んで、8年連続9回目の受賞を目指します」と言葉にも熱を帯びていました。

表彰式は11月28日(木)に開催予定です。

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