2019/06/17 (月)
選手

【今週の見所】「優勝」かけて首位で臨む残り6戦

短期決戦にふさわしい大接戦となっている今年の「日本生命セ・パ交流戦」。とはいえ、今季は特にゲーム差がぎゅっと詰まっています。

その中でホークスは首位を堅守。ゲーム差なしの2位にジャイアンツ、そして以下5位までは0.5差ずつで続いていきます。つまり5位でも首位ホークスまで1.5差と迫っているのです。

今季の交流戦は5年ぶりに制度が変更されたことにより、昨年までの勝率1位という表現に変わり「優勝」の称号を得られることになりました。12球団ダントツを更新する「交流戦V8」へ、今シーズンの交流戦はビジターでの残り6試合です。

18日(火)からはスワローズと神宮球場で3連戦。“大学野球の聖地”と呼ばれる神宮でのプレーを、大学出身選手が楽しみにしています。亜大出身の松田宣浩選手は懐かしの球場に来ると「熱男」パワーがさらに全開になるようで、プロ入り後も神宮では通算5本塁打をマーク。昨年の神宮球場での交流戦でも一発を放っています。

投手では早大出身の大竹耕太郎投手が先発する見込み。指名打者制のない試合でもあり、打席にも立ちます。「大学時代は結構打っていましたよ」とニコリ。東京六大学野球リーグでは通算2割6分7厘で1本塁打も放っていました。もちろん本職のマウンドでの好投するのは大前提。13日(木)のタイガース戦で8回2安打無失点と好投した流れをしっかり生かしたいところです。

そして、交流戦最終カードとなるジャイアンツ3連戦(すべて東京ドーム)。先発ローテの柱となっている存在の千賀滉大投手(現在6勝)、チーム最多7勝の高橋礼投手が登板予定で、きっちり勝ち越して今季最初の「歓喜」を掴み取りに行きます。

今週の試合予定

  • 6月18日(火)スワローズ(神宮)18:00 松本投手
  • 6月19日(水)スワローズ(神宮)18:00 スアレス投手
  • 6月20日(木)スワローズ(神宮)18:00 大竹投手
  • 6月21日(金)ジャイアンツ(東京ドーム)18:00 千賀投手
  • 6月22日(土)ジャイアンツ(東京ドーム)14:00 高橋礼投手
  • 6月23日(日)ジャイアンツ(東京ドーム)13:00 和田投手

2019年6月17日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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