2019/03/17 (日)
選手

【戦評】釜元選手、初開幕一軍へアピール弾!

3月17日(日)ホークス7-5スワローズ 神宮

両チーム2桁安打が飛び交った打ち合いを制した。初回、今宮健太選手が先制ソロ。「打ったのはカットかスライダーです。狙っていた球ではなかったですが、良いタイミングで上手く反応出来ました」。さらに4回にはデスパイネ選手がタイムリーで追加点を挙げたが、ここから試合は大きく動いた。

3回まで無失点投球だった高橋礼投手が痛恨の逆転3ランを浴びる。しかし、若鷹が黙っていなかった。走者を2人置いて、柳田悠岐選手の代打で出場した釜元豪選手が再逆転となる値千金の1号3ランを右翼スタンドへ運んだ。

プロ8年目で初の開幕一軍を目指す俊足好打外野手のバットの快音はその後も続いた。7回には昨季までホークスにいた五十嵐投手から投手強襲のタイムリー。9回にはライト前ヒットを放ち、途中出場ながら3打数3安打4打点の大暴れだった。

一方、開幕ローテ入りを狙う高橋礼投手は5回4失点。左打者への投球に引き続き課題を残したが、緩急をつけた投球も披露した。ただ、サブマリン右腕は「右打者には自分の投球ができましたが、左打者に対しての投球を、もう少し考えなければいけないと思います。

先発として長いイニングを投げるためには、ボールの緩急だけでなく、投球フォームの緩急ももう少し使っていきたい。反省をしっかり次の登板に生かしたい」と自分に厳しかった。

8回にはサファテ投手がオープン戦2度目の登板をして1回1失点。最終回は川原弘之投手が登板して打者3人で締めて2セーブ目をマークした。

2019年3月17日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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