2019/03/16 (土)
選手

【戦評】グラシアル選手2号、甲斐野投手初S

3月16日(土)ホークス4-1ベイスターズ 横浜

首都圏遠征2連戦の初戦を快勝した。この日は4番に柳田悠岐選手、3番にはグラシアル選手を据えた新たな打順を組んだ工藤公康監督。そのグラシアル選手が殊勲に一発を放った。3回、チャンスで巡ってきた第2打席で右翼スタンドにオープン戦2号の3ラン本塁打を放った。「打ったのはカットボール。追い込まれてたので逆方向を意識してました。しっかり芯で打てたし、いいスイングが出来ました」。その前の打席で打ち取られた同じ球種を完ぺきに打ち返すあたり、グラシアル選手の充実度の高さも窺い知ることが出来た。

援護点をもらった先発のミランダ投手は5回2安打4奪三振1失点の好投。「色々な球種を使いカウントを整えたり、勝負したりすることができた。長いイニングを投げる準備もしっかりできているよ。開幕に向けて順調に調整ができているし、結果も出ているので、このまま自分の投球を続けていきたい」とこちらも順調ぶりをアピールした。

5回に牧原大成選手のタイムリーで追加点を挙げて3点リードで迎えた最終回のマウンドには甲斐野央投手が登場。打者3人をいずれも内野ゴロに仕留める快投で“初セーブ”をマークした。

2019年3月16日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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