2019/02/14 (木)
選手

ルーキー野村選手の高い目標「1試合打率5割」

2月14日(木)春季キャンプ第4クール1日目

バレンタインデーの14日(水)。選手たちは「タカガール」の皆さんからプレゼントを手渡されたり激励の言葉を頂いたりして、元気モリモリになって練習に臨んでいました。

この日のA組は練習前に攻守時のサインを確認。1点を取る、1点を取られない野球を徹底していく構えです。午前中の練習ではシートノックに加えて、サインプレーや重盗防止もメニューに組み込まれて選手たちはさっそく実践をしていました。

そしてブルペンではサファテ投手が今キャンプ2度目のピッチング。「これまで手術明けで10回目のブルペンだけど、1番良かった。おとといは50%の出来、今日は52%だけど前進しているのを感じている」と笑顔で話していました。サファテ投手の投球をじっと眺めていた森唯斗投手も、その後並んで投げていました。

また、B組は生目第2球場で紅白戦を行いました。紅組の「5番・三塁」で先発出場したのはルーキーの野村大樹選手。初回、大本将吾選手の2点三塁打に続いてチャンスの場面で打席が回ってくると、島袋洋奨投手からレフト前タイムリーを放ち、“プロ初打席・初安打・初打点”をマークしました。もう1安打を放ち4打数2安打だった野村選手は「ヒットを打てて打点もついて嬉しかったです。1試合打率5割を目標にしているので、4打数2安打でそれが達成出来てホッとしています。一軍でプレーするのがプロ。持ち味の力強い打撃でアピールしていきたいです」とあどけなさが残る表情の中にも強い意思を感じさせるコメントを残しました。

投手陣では白組で先発した川原弘之投手が2回無安打無四球無失点のピッチング。最速149キロをマークした左腕は、支配下復帰へ向けて懸命に過ごす、プロ10年目の日々を送っています。

2019年2月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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