2017/11/17 (金)
選手

今宮選手、中1日登板&打撃力アップを誓う

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11月17日(金)、宮崎秋季キャンプは最終第4クール3日目でした。この日は朝から雨が降っても不思議ではない予報でしたが、何とか昼過ぎまでは天候も持ってくれてアイビースタジアムなのでフリー打撃などの練習を行うことが出来ました。

そして、ブルペンには再び今宮健太選手、城所龍磨選手が登場。今宮選手は「中1日」でしたが、城所選手は「連投」です。今宮選手は投げ方が良くなってきたのか、前回を3キロ上回る142キロを計測。城所選手は「マウンドから投げると、体が張りますね。ただ、今までは体をそれだけ使って投げていなかったのかも。新しい発見もあったし、投手の大変さも分かった。今まで以上にピッチャーの為に頑張ろうという気持ちで野球が出来る」と話していました。

ところで、今宮選手はこの日発表されたベストナインのパ・リーグ遊撃手部門に選出されました。「驚いています」とまだ自分の成績には納得いっていない様子。「ただ、今年は上半身に力の入り過ぎていた打撃をどうしたら修正できるのか、自主トレから考えてやってきて、8年目にしてコレだというものがようやく持てたシーズンでした。このオフもバットを振ること。超基本的なスイングをすることを一番に練習していきたい」と話し、「ベストナインは今回3年ぶりでした。来年、再来年と連続して獲っていけるような選手になっていきたい」と意欲を示していました。

また、B組野手陣は「ヨーヨーテスト」を行いました。これは持久力のテストで、直線20mの往復を休むことなく連続で走り続けます。1往復の持ち時間が決められており、一定数を走るとその時間が短くなっていきます。1位となったのが松本龍憲選手、2位が九鬼隆平選手でした。見守った達川光男ヘッドコーチは「よう頑張った! 育成の松本は来年春キャンプの紅白戦に1試合でも呼んでもらえる様に、そして九鬼はA組スタートさせてもらえるように、ワシから工藤監督にお願いしてみるけぇ。ご褒美がないとな」と宣言。達川ヘッドは「このテストは本当に大変なんよ。ただ、監督がオッケーしてくれれば。だから手形はまだもらってないからな」と笑っていましたが、若鷹たちの頑張る姿が嬉しそうでした。

2017年11月17日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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