2017/07/21 (金)
球団

工藤監督が、熊本県御船町の小学校を訪問

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7月20日(木)、工藤公康監督が昨年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本県御船町の高木小学校を訪問。同校の体育館で1年生から6年生までの全児童105名の前で講話を行い、さらに多くのふれあいの時間を持ちました。

工藤監督は「鷹の祭典2017」のユニフォーム姿で登場。「今回は私だけが来ましたが、私だけでなく選手たちもみんな、熊本の皆さんのことを心配して、自分たちに何が出来るかといつも考えています。ホークスはみんなのことを忘れることはありません」と語りかけ、講話では自身の経験を踏まえながら「夢をあきらめない気持ち」「夢に向かって頑張っていれば、いつの日か出来るようになる」というテーマで、子どもたちにわかりやすくメッセージを伝えていました。

その中では「僕だって諦めたり、逃げ出したりした過去があります」と自身の失敗談も赤裸々に披露したり、時折笑いを交えながら場を和ませるなど、子どもたちからも笑顔があふれるシーンが何度もありました。

また、この途中で夏休み期間中にヤフオクドームでのホークス公式戦への招待と、「鷹の祭典2017」ユニフォームが全員にプレゼントされることが工藤監督からサプライズ発表されると、子どもたちは大喜び。野球部がなく、野球と触れる機会の少ない児童たちでしたが、手渡されたユニフォームにさっそく袖を通すと、表情はさらにパッと明るくなりました。また、最初は遠慮がちだった児童も、最後の工藤監督とのハイタッチでは抱きつく子も現れるなど、約1時間の楽しい時間はあっという間に過ぎました。

工藤監督は「球団、学校にもお願いをして、今回の訪問が実現しました。今後も続けていきたい」と話しました。ホークス球団としても「ファイト!九州」の合言葉のもと、あらゆる形で継続的に活動することを明らかにしています。

また、来年はオールスターゲームが熊本で初開催されます。今季優勝を果たして、パ・リーグを率いる監督として藤崎台球場のグラウンドに立つ夢プランを地元関係者からお願いされると「期待に応えられるよう頑張ります」と、今季後半戦への健闘も誓っていました。

2017年7月21日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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