2017/02/06 (月)
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田中投手、ナイスショット? 新人がゴルフ体験

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2月6日(月)、宮崎春季キャンプ最初の休日を利用してルーキー4選手(支配下のみ)が、毎年恒例の1日体験を行いました。

今年は「ゴルフ」です。

キャンプ地の宮崎市は、黒潮流れる日向灘に面しており、冬でも雪が降らない温暖な気候のもと、冬でも緑の芝が美しく映えるなど、年間を通してゴルフを楽しむことができます。また、「ダンロップ・フェニックストーナメント」をはじめ3つのゴルフトーナメントが開催されています。毎年10月から翌年1月までを“みやざきゴルフマンスキャンペーン”と銘打ち、様々なイベントを企画し、全国へ「スポーツランド宮崎」を発信。全国のゴルフ愛好家へ「宮崎=ゴルフ」を、市を挙げてPRしていることもあり、フレッシュ若鷹たちが一肌脱ぎました。

古谷投手は高校の体育授業にゴルフがあったといい、三森選手は「祖父がゴルフ好き」でコースにも一度出たことがあるといいますが、田中投手は「全くの初めて」。初心者ばかりということで、まずはティーチングプロ(JPGA A級)の井野茂樹さんからレッスンを受けました。

構えや握り方から丁寧に指導してもらい、約40分後にはコースへと移動しました。

舞台は名門コースのひとつに挙げられる、トム・ワトソンゴルフコースです。

最初は16番ホール496ヤード、パー5から挑戦。若鷹たちは「ゴールはどこですか?」。いやゴルフは“カップ”です…。ちょっと心配になりつつも、いよいよ第1打の時を迎えました。

一流のレッスンプロの指導とはいえ、クラブを握ってまだ数十分。やはり珍プレーが続出しましたが、ティーショットでいきなり素晴らしい弾道を飛ばしたのが三森選手でした。その距離260Yで、フェアウェイのど真ん中。「野球は左打ちですが、ゴルフは右。変な癖がないのがいいのかも。よしよしよし!」とニコニコ顔でした。

一方でなかなか上手くいかないのが田中投手。バンカーショットに挑戦しましたが、1打目空振りの後、打てども打てどもボールは出ず。ようやく7打目でバンカーアウトに成功しましたが、「何とも言えない空気なのが申し訳ない。(一番年上の)僕がちゃんと打たないといけないのに」とばつが悪そうな表情を浮かべていました。

2ホール目は、15番405ヤード、パー4のミドル。ここでも三森選手のドライバーがさく裂しました。今回は体験ということで「協力プレー」方式。4人のベストボールを選んで進んでいきます。

2打目、最高の一打は古谷投手。見事ピン奥4mにつけるナイスオンを見せました。

ところで、ここまで名前が出てこなかった九鬼選手ですが、やや苦戦気味。それでも徐々に形になっていき、「ゴルフをしてる感があります」と楽しそうでした。

最後は、「3打目」のバーディパットにみんなそれぞれで挑戦。惜しくも一発で決められる選手はいませんでしたが、古谷投手と田中投手が見事「2パット」でまとめて“パーセーブ”を決めました。

それぞれ「楽しかったです」と笑顔でホールアウト。田中投手は「テレビでゴルフ中継を見ることもありましたが、思った以上に難しかった。今度から尊敬の眼差しで見ることになるでしょうね」と話していました。

キャンプは7日(火)から第2クールがスタート。新人をはじめリフレッシュした鷹戦士たちの厳しい練習の日々はまだまだ続きます。

2017年2月6日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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