2016/11/01 (火)
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ホークスの“王子様”は? テニストレで汗

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エースをねらえ! “第1回ホークステニス王決定戦”?

11月1日(火)、秋季キャンプ第1クールの最終日。一風変わったトレーニングメニューが取り入れられました。午前中はウォーミングアップを行い、秋恒例のランニングメニューを行った後に、一部ピッチャーは生目の杜運動公園内のテニスコートへ集結。片手にラケットを持ち、颯爽とボールを追いかけました。

もちろんこれもトレーニングの一環。コーチが前後左右にボールを打つのを、必死な形相で打ち返しに行きます。10球成功で交代ですが、結局は15~20球を追いかけ、これを10セットほど繰り返しました。加治屋蓮投手は時折ジャンプして打つ「エアK(加治屋)」(?)を披露。飯田優也投手は声を上げながらラケットを振り、森唯斗投手はやはりパワフルなボールを打ち返していました。

工藤公康監督は「みんな一生懸命動いてたよね。ボールが来たら追いかける。野球選手の習性だよ」と笑顔。「必死にやるし、前後左右にいろいろな動きをするから、色々なところが張ってくる。それがいいんだよ。怪我もしにくい。楽しみながらやっているように見えるけど、結構きついからね」。工藤監督自身も現役時代は自主トレで取り入れていたメニューだったといい、「今キャンプ中にまた機会を設けたい」と話していました。

また、「エースをねらえ」とばかりに参加投手が試合を行いましたが、みんな珍プレーを連発。勝ち抜きならぬ“負け抜き”では森唯斗投手と飯田優也投手が連敗を喫して練習メニューが追加。一方で決勝戦に勝ち上がったのは東浜巨投手と、なんと倉野信次投手統括コーチ。そして倉野コーチが優勝。あれ、エースの座は…!?

2016年11月1日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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