【10月9日（日）ホークス4－1マリーンズ　ヤフオクドーム】

＜今日の熱男＝本多雄一選手　同点5回に決勝タイムリー＞

見事2連勝で「2016　日本通運　クライマックスシリーズ　パ」ファーストステージの突破を決めました。鷹は、いざ北の大地へ飛び立ちます。最大の目標は3年連続日本一。12日（水）から開幕する「2016　日本通運　クライマックスシリーズ　パ」ファイナルステージに臨みます。

試合は、まさか2戦連続で先頭打者被弾という立ち上がりでしたが、先発のバンデンハーク投手は「その後はきっちりと微調整が出来た」と6回まで投げて、その1失点だけに抑えました。打線は4回に明石健志選手が同点タイムリー。8球目をレフト戦へ弾き返しました。「粘っているうちに感覚が良くなってヒットを打つことが出来ました」。

そして続く5回には先頭の高谷裕亮選手が二塁打を放ち、中村晃選手が送りバントでつないだ1アウト三塁のチャンスで本多雄一選手が勝ち越しのタイムリーをライトへ放ちました。「その前の2打席はとんでもない凡退をしていた。ドキドキしながら打席に入りましたが、『高め、高め』と自分に言い聞かせていました」。

8回には今宮健太選手が2戦連続のタイムリーでダメ押し。最後はサファテ投手が3者連続三振で締めくくりました。

試合後は工藤公康監督もお立ち台に上がり、ファンの皆さんへ挨拶。「選手たちが頑張ってくれたし、ヤフオクドームで多くのファンの皆さんに囲まれて、熱い思いを届けてもらった。ありがとうございました」と2日間満員となった地元の熱い応援に感謝を述べました。

シーズンは悔しいV逸となりましたが、「全員が熱男となって戦うんだと思っていた。選手たちは120％その期待に応えてくれました」と笑顔を浮かべました。そして「ぜひ、勝って、日本シリーズに進みたいです。熱い思い、応援を届けてください」と改めて声を張り上げました。さらに長谷川勇也選手会長も「札幌に行ってきます！　北の大地まで届く熱い声援を送ってください」とマイクを通して呼びかけました。