2016/02/13 (土)
選手

千賀投手の剛球に、内川選手「150キロ出てた」

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2月13日(土)、第4クール初日。せっかくの週末ですが、この日はあいにくの雨模様。「はんぴドーム」での室内練習となってしまいました。

それでも屋内ブルペンは投手陣が熱のこもったピッチング。特に目立ったのが千賀滉大投手の剛速球でした。目慣らしのために打席に立った内川聖一選手は目をパチクリ。戻ってきた内川選手に話を聞くと、「速い球が来ると分かるような投げ方ではなく、力の抜けた状態で右手が前に出てくる。体の勢いの割にボールが来ているように感じる。150キロは出ていたと思いますよ」と感心しきり。

その千賀投手は68球の投げ込み。

「本当は150球ほど投げたかったんですが、(第2クールに潰した指のマメの影響を考慮して)その辺でやめておきました。これからは変化球を投げる数も増やしていきたい。佐藤コーチからは『無理するな』と言われるんですが、気持ちを抑えきれてないんですよ(笑)」

千賀投手本人はペースダウンとなってしまったことを気にしていましたが、工藤公康監督は「やれるという所は初日に見せてもらった。あのような姿を見せてくれれば、こちらとしても待つことが出来る。ずっと平均的な姿を見せるより、一気に追い込むなりしてイイものを見せてくれれば、状態が落ちても配慮できる」と話し、千賀投手への信頼感をうかがわせました。

とはいえ、先発ローテは激しい競争です。この日は松坂大輔投手と和田毅投手が並んでピッチングをする姿が見られました。同級生コンビの“共演”にたくさんの報道陣やギャラリーも目が釘付けに。和田投手は「代表で一緒のユニフォームを着たことはありましたが、並んでピッチングをしたことはあったかな? 覚えていないです。僕が先に投げていて、集中していたので最初は気づきませんでしたが、ザワザワしたので大輔が隣に来たんだなと気づきました」とコメント。松坂投手も「(セットポジションになると)背中合わせだったので、あまり意識はなかったですね」と振り返りました。

また、悪天候にもかかわらず17,000人が来場。選手たちも臨時サイン会を開くなどして、感謝の気持ちを表していました。

※雨 18℃ 17,000人

2016年2月13日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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