真っ赤に染まった「鷹の祭典2014」で見事カチドキを上げたホークス。宿敵バファローズ戦の全勝をはじめ先週の6試合を5勝1敗で戦い抜き、パ・リーグの首位に返り咲きました。まさしくリーグ優勝＆日本一になった2011年を同じ展開（「鷹の祭典」で首位に立ち、そのまま独走態勢へ）になってきました。

今週はビジターでの6連戦。7月29日（火）からはイーグルス、8月1日（金）からはファイターズとそれぞれ3試合を戦います。

イーグルス戦は今季7勝4敗。過去4度の連戦を行い、すべて勝ち越しに成功しています。安定した戦いの中で機能しているのが攻撃陣。対戦チーム打率.297をマークしています。今回の連戦で特に注目したいのが長谷川勇也選手。30日（水）の一戦は故郷山形での開催。かつてフレッシュオールスターでプレーした経験はありますが、プロの1軍公式戦では初の凱旋試合となります。やや調子を落とし気味ですが、だからこそ復調のきっかけとなるこれ以上ない舞台。イーグルス戦は打率.333、6打点と相性もばっちり。長谷川選手のバットから快音が戻ること間違いなしです。

ファイターズ戦も今季7勝4敗の戦績。直近の3連戦も敵地札幌ドームで戦い、2勝1敗と勝ち越しています。前回対戦では初戦（7月11日）に打線爆発とエース攝津正投手の好投で12対2と圧勝し、いい流れを作りました。今回も初戦先発は攝津投手の見込み。「投げるたびに状態が上がっている」という頼もしい言葉も聞かれました。また、27日（日）の試合で今季初セーブをマークするなど、リリーフとして今季もフル回転している五十嵐亮太投手が通算600試合登板まであと「3」に迫っています。今週中に達成する可能性もあり、こちらも注目です。