2018/11/17 (土)
選手

宮崎秋季キャンプ終了!「未来ある選手たちが」

11月17日(土)をもって、宮崎秋季キャンプを打ち上げました。

最終日は天候が回復。ただ、打撃練習は屋内のはんぴドームを使用し、昼過ぎまで練習を行いました。

工藤公康監督は総括を行い、「未来ある選手たちがキャンプで一生懸命やる姿が頼もしかったし、彼らの中には悔しいこともたくさんあったと思う。1軍の選手たちに『追いつけ追い越せ』で頑張ってほしい」と目を細めながら話しました。

工藤監督は常日頃から「選手たちには1日でも長くユニフォームを着てほしい。それが願い」と言います。そのためには勿論、苦しいことやつらいことを乗り越えないといけない時もあります。練習前の円陣ではここ最近では見られなかった厳しい表情で「ヒトに必要とされる人間でないとこの世界では生きられない。プロとは何だということを考えることが大事。自分で技術を身につける、心を磨くことをやらないといけない」とオフに向けた話をすると、選手たちは真剣な表情で聞き入っていました。

また、報道陣の前での総括の中では「ピッチャーでは尾形くん、古谷くん、笠谷くん、そして他の選手たちも目つきが鋭くなったというか、何とかしたいという思いが表れていた。野手でも若手から1軍にいた西田くんまで、意欲を持って取り組んでくれていた」とまた笑顔に。栗原陵矢捕手や谷川原健太捕手が内野でノックを受ける「ユーティリティプレーヤー」の育成にも着手するなど、実のある練習の日々となりました。

「オフは各々課題をしっかり理解してもらいながら、過ごしてもらいたい。日本一になったものの2位だったことを考えれば、来年のキャンプは厳しいものになることが考えられます。レベルアップした姿、変わった姿でまた会えるのを期待しているし、若い人が1人でも2人でも1軍枠に入ってくれるのを楽しみにしています」と話しました。

2018年11月17日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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