2018/10/17 (水)
選手

【直前】所沢に舞い降りた鷹。内川選手1軍復帰

10月17日(水) パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナル

鷹が次なる決戦の地、メットライフドームに降り立ちました。

17日(水)からは「2018 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージが開幕します。今季1位のライオンズに挑むホークス。今ステージは4勝すれば、日本シリーズ進出のキップを獲得することが出来ます。ライオンズにはすでに1勝のアドバンテージがあります。

所沢に乗り込む前に、工藤公康監督は「どの試合も勝つつもり。重要でない試合など1つもないからね」と気合を入れ、「西武さんは打って、打って勝ってきた。だけどピッチャーが勇気を持って投げ込んでほしい」と思いを込めました。

初戦の先発はバンデンハーク投手。今季は23試合に登板して10勝7敗、防御率4.30でした。ライオンズ戦は0勝2敗と苦戦しました。特にマウンドが低いとされるメットライフドームには苦労しましたが、「対策として平たんな場所でキャッチボールをする時でも、相手に座ってもらうなど様々な練習をしてきた」と自信をのぞかせます。

そして打線です。ホークスの方がライオンズよりもシーズン本塁打は上回っています。15日のCSファースト第3戦では「202発打線」の威力を発揮。パ・リーグのCS新記録となる1試合5本塁打で勝って、この舞台まで進んできました。

ファーストステージではデスパイネ選手が打率.545・3本塁打、中村晃選手が.385、・2本塁打と好調でした。そのままいい流れを持ち込みたいところです。そして藤本博史打撃コーチは「ギータは最初のタイムリーだけだったけど、それでも勝ってきた。これでアイツが打てばうちの打線はさらに凄いことになる」と言います。柳田悠岐選手の大爆発、お祭り男の松田宣浩選手の猛打にも期待です。

そして内川聖一選手が17日から1軍に戻ってきました。短期決戦では無類の強さを発揮する強打者。過去にクライマックスシリーズMVP3度、日本シリーズMVP1度などの実績があり、昨年のCSでは4試合連続本塁打を放ちました。

強いホークスがさらに本来の姿に近づきました。まずは大事な初戦をとって、2年連続日本一へ力強く一歩、一歩と前進していきます。

2018年10月17日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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