第1戦を8対3で快勝したホークス。第2戦も連勝するか、もしくは引き分けてもファイナルステージ(17日開幕)への進出が決まります。
07年以来、過去11度開催されたパ・リーグクライマックスシリーズのファーストステージでは初戦をとったチームが10度も突破を決めています。超短期決戦といわれるだけに有利に立ったホークスですが、14日(日)の第2戦に向けて朝から練習を行ったナインからは気の緩みなど全く感じられません。それでいて、重圧からは解放されたいい意味での緊張感がヤフオクドームを包んでいました。
第2戦の先発投手は千賀滉大投手。今季チーム最多タイの13勝を挙げた主戦右腕で一気に決めたいところです。ファイターズ戦は2試合に登板して1勝1敗、防御率2.63の成績を残しています。「普通に自分のやるべきことをマウンドで出したい」と意気込みを口にしています。
打線は、初戦で上沢投手を攻略して勢いは十分です。2戦目で対戦するのはマルティネス投手。今シーズンではグラシアル選手が5打数3安打1本塁打、柳田悠岐選手が12打数5安打1本塁打をマークしています。
また、左キラーの川島慶三選手ですが、この右腕に対しては5打数3安打1本塁打とよく打っており、髙田知季選手も2打数2安打と好相性です。どこからでも点を取れるホークス打線の本領を発揮して、一気にファイナル進出を決めに行きます。
2018年10月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)