内川聖一選手が5月9日(水)のライオンズ6回戦(メットライフドーム)の8回に、武隈投手から中前打を放ち、プロ通算2000本安打を達成しました。プロ野球史上51人目です。
内川選手は2000年ドラフト1位で大分工業高校からベイスターズに入団。プロ初ヒットは入団2年目の2002年4月24日のドラゴンズ5回戦(札幌ドーム)でギャラード投手から記録しました。
2008年にはシーズン189安打でセ・リーグ最多安打のタイトルを獲得。打率.378の右打者最高打率で首位打者にも輝きました。
2011年よりホークスでプレー。移籍初年度に首位打者(.338)を獲得。2012年には157安打で最多安打にも輝きました。
2015年からはチームのキャプテンを務め、左胸の「Cマーク」とともに4番打者としてホークスの先頭で戦い続けています。そしてこの日、背番号1のバットマンがついに金字塔を打ち立てましたが、さらなる高みを目指す野球人生においては通過点の一つとなるのでしょう。
2018年5月9日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)