2018/03/11 (日)
選手

【戦評】福田選手が同点本塁打。筑後に大歓声

普段はファームが本拠地として使用しているタマホームスタジアム筑後で行われた初の1軍オープン戦。

満員の大歓声に後押しされたホークス打線が意地を見せて、8回に追いつき引き分けに持ち込んだ。見事な同点アーチだった。観衆の視線を独り占めにしたのは福田秀平選手。8回ノーアウト一塁で打席に入ると、迷いなくバットを一閃。打球は右翼フェンスを悠々と越えていった。「バントのサインが出なかったので、しっかり引っ張ろうと思って打席に入ってました。最高の結果になったと思います」と笑顔を浮かべた。

投げては先発した千賀滉大投手が4回3失点(自責1)ながら、「(侍ジャパンでの)オーストラリア戦よりも自分では良かったと思います」とコメント。6者連続奪三振の結果よりも内容を重視。「インコースへ大胆に投げることが出来た。シーズン中だとここまで出来ない。今の時期だから出来ること」と振り返った。工藤公康監督も「特に4イニング目は良かった。継続して次回はそれを最初から出してくれれば」と期待を寄せた。

また、6回からは盤石のリリーフ陣が次々とマウンドに上がった。森唯斗投手、モイネロ投手、岩嵜翔投手、サファテ投手がそれぞれ1回を投げて無失点と好投した。



2018年3月11日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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