【4月28日（金）～30日（日） バファローズ×ホークス 京セラドーム】

28日（金）からはビジターのバファローズ3連戦。舞台は京セラドームです。

このカードは両チームの全面協力のもと、「KANSAI　CLASSIC」として開催されます。

この3試合では、ホークスは南海時代の1980年の1シーズンで採用されていたユニフォームを着用して試合に臨みます。グリーンラインの左右をダークグリーンが挟む「縦縞ストライプ」は南海ホークスのカラーを活かした印象的なデザイン。胸番号、キャップとヘルメットのツバ部分は躍動的な「80年南海レッド」となっています。

ホークス生誕の地で、伝統球団ホークスの誇りをファンに示す、注目の3連戦となります。

そして、28日（金）の初戦、ついにあの男が一軍に昇格してきました。

先ごろ、6シーズンぶりにホークスに帰ってきた川崎宗則選手が一軍に合流。そして昇格即スタメン、「1番セカンド」で出場します。

「戻ってきてからずっと、早く一軍でプレーしたいと思っていました」と話していた川崎選手は、ファームで調整を続けてきました。「なかなか体調が整わない」などと話していた時期もありましたが、ウエスタン・リーグでは12試合に出場して打率.441（34打数15安打）の好成績。さらに10打点と勝負強さを見せていました。

もちろん、常に明るくチームを盛り立てるムードメーカー役は以前のまま。「ハッピーホルモンですよ。笑っていれば、何だって乗り越えられる」と独特なムネリン節でいつも声を張り上げています。

川崎選手の合流でチームの雰囲気もさらに盛り上がっています。ところで、柳田悠岐選手の「ギータ」という愛称は、なんと川崎選手が命名したのだと、柳田選手が教えてくれました。

「ムネさんは多分覚えていないと思うけど、会ってすぐに『ギータ』と呼ばれました。大学時代までは普通に『ユウキ』でしたね」

楽しみな要素が尽きない3連戦となること必至です。初戦は中田賢一投手が先発マウンドに臨みます。まずは初戦を勝って、この3連戦も勝ち越したいところです。