2017/04/14 (金)
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工藤監督「風化させない」地震復興支援の募金活動

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4月14日(金)。1年前のこの日、熊本県を震源とした大きな地震が発生しました。16日未明には「本震」が襲い、熊本ならびに大分に甚大な被害をもたらしました。

ホークスでは昨年に引き続き「ファイト!九州」を合言葉に、熊本・大分地震被害復興プロジェクトを推進しています。

熊本地震からちょうど1年のこの日、ヤフオクドームでのバファローズ戦の前に、両チームが協力して募金呼びかけ活動を行いました。

ホークスからは工藤公康監督、長谷川勇也選手会長、サファテ投手、東浜巨投手、千賀滉大投手が参加。バファローズからも福良淳一監督、西村徳文ヘッドコーチ、小田裕也選手(熊本出身)の3名が登場しました。

試合開始前の練習の合間ということもあり、約15分間という短い時間でしたが、453名の方に御協力いただき、その間の募金総額は213,724円でした。

工藤監督は「東日本大震災のときもそうでしたが、一番忘れてはならないのは風化をさせないこと。まだまだ助けを必要としている人はたくさんいると思います。私も九州に住む人間のひとりとして心にしっかりと持って、一日も早い復興を願いつつも、一人でも多くの人に伝えていくのも大事だと思っています。とにかくこのような活動は続けていくことが一番です。僕らの思いが少しでも熊本に伝わればいいなと思います」と話しました。また、熊本の藤崎台県営野球場では5月13日(土)に公式戦(イーグルス戦)が開催されます。「熊本の人たちが元気になるように、打線が爆発して、みんなが球場から笑顔で帰れるような試合になるように一丸となって戦いたい」と熱く意気込みを語りました。

また、長谷川選手も「情報が少なりつつある。でも、まだ1年です。確実に復興は進んでいても、まだ時間はかかります。まだ手助けが必要なんだと再認識する日が今日だったと思います。僕らは野球を通じてしかやることが出来ないけど、もっともっといい試合をたくさんお見せして、野球の力も手助けとして役立てればいい。5月13日の熊本の試合も、皆さんの力になる試合にしたい」と力を込めました。

2017年4月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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