ルーキーたちのプロ野球人生が本格スタートさせました。

1月9日（月・祝）、福岡県筑後市の若鷹寮にて新人選手10名が入寮式に臨みました。

冒頭で太田宏昭代表取締役専務　兼　執行役員より「皆さんの先輩方も誰もが通った道です。厳しい練習、そしてプロの厳しい道が待っています。プロというのは結果を求められます。そしてさらに品質を最高のものにすることも求められます。そのプロの自覚を持っていただきたい。また、ホークスは来年80周年を迎えます。その歴史に恥じない選手にもなっていただきたい。ただ、皆さんはホークスが何万人という中から選んだ選手です。その自信を持ってほしいと思います」と挨拶の言葉がありました。

また、選手を代表して1巡目入団の田中正義投手が「この素晴らしい環境に感謝して野球を頑張るのはもちろん、一人の社会人としても自覚ある行動をとっていきたいです」と誓いの言葉を述べました。

新人全選手は前日の8日（日）に若鷹寮に入寮を済ませていました。田中投手は大学時代も寮生活だったため慣れた様子。「あまり部屋にはモノを置きたくないんですよ」とシンプル派宣言。一方で2巡目入団の古谷優人投手は初めての寮生活になります。北海道の実家を出る際には「一日も早く1軍に上がるから」と強い誓いの言葉を残して、福岡にやってきました。

彼らは筑後の若鷹寮で入寮式を行った第1期生となります。歴史を新たに築き上げていく若鷹たち。この日の午後からは新人合同自主トレもスタートさせました。

2017年1月10日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）